道内の若手彫刻、造形作家をフィーチャーしたミニ企画展「In My Room」シリーズ、通算8回目にして今年最終回は町嶋真寿さん。
本郷新記念札幌彫刻美術館のサイトには、つぎのように記されている。
鉄を主な素材とした造形に取り組んでいる。足など体の一部を強調して作られた動物をモティーフとする作品は、ユニークな造形性と力強い量感を備えている。また「線」をテーマとした作品では、棒状の鉄を組み合わせ、洞窟壁画や象形文字のような原始的な印象を生み出す造形を試みている。
冒頭画像は、レリーフが「月追う夜」。
手前の立体が「縷々」。
いずれも2014年作品。
「ことばをもたない」。09年。
で、今回の個展で最大に残念だったのが、展示作がこの3点しかなかったこと。
会場の広さの都合などもあるのだろうがいささか物足りない。
右は「月追う夜」の部分。
動物は、デフォルメが施されて豊かな量感を表現しているとはいえ、この分野でぬきんでた個性を発揮することはなかなか難しい。
であれば、このレリーフが新たな可能性を宿しているのかもしれないと思う。
いずれにしても、筆者はこれまで2度の個展を見ていないし、3点だけではなんとも判断のしようがないわけで、また拝見できる機会を楽しみにしたいところだ。
2014年4月8日(火)〜5月11日(日)午前10時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)、月曜休み(ただし祝日の場合は開館し、翌火曜休み)
本郷新記念札幌彫刻美術館(中央区宮の森4の12)
■金工時間 金属造形作家3人による展覧会 松田郁美・町嶋真寿・吉成翔子 (2009)
本郷新記念札幌彫刻美術館のサイトには、つぎのように記されている。
鉄を主な素材とした造形に取り組んでいる。足など体の一部を強調して作られた動物をモティーフとする作品は、ユニークな造形性と力強い量感を備えている。また「線」をテーマとした作品では、棒状の鉄を組み合わせ、洞窟壁画や象形文字のような原始的な印象を生み出す造形を試みている。
冒頭画像は、レリーフが「月追う夜」。
手前の立体が「縷々」。
いずれも2014年作品。
「ことばをもたない」。09年。
で、今回の個展で最大に残念だったのが、展示作がこの3点しかなかったこと。
会場の広さの都合などもあるのだろうがいささか物足りない。
右は「月追う夜」の部分。
動物は、デフォルメが施されて豊かな量感を表現しているとはいえ、この分野でぬきんでた個性を発揮することはなかなか難しい。
であれば、このレリーフが新たな可能性を宿しているのかもしれないと思う。
いずれにしても、筆者はこれまで2度の個展を見ていないし、3点だけではなんとも判断のしようがないわけで、また拝見できる機会を楽しみにしたいところだ。
2014年4月8日(火)〜5月11日(日)午前10時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)、月曜休み(ただし祝日の場合は開館し、翌火曜休み)
本郷新記念札幌彫刻美術館(中央区宮の森4の12)
■金工時間 金属造形作家3人による展覧会 松田郁美・町嶋真寿・吉成翔子 (2009)