きのう(11月15日土曜日)休養したので、日曜はすこしまじめにギャラリー回りができるかと思っていたが、またも寝坊してしまった。
お昼近くになってからあわてて外出。
13、14、16日と、1dayカードを使いまくっている。
この日は
アートスペース201 →
HOKUSEN GALLERY ivory →
さいとうギャラリー →
丸井今井美術工芸ギャラリー →
NHKギャラリー →
グランビスタギャラリー →
大同ギャラリー →
道立近代美術館 →
コンチネンタルギャラリー →
ギャラリーRetara →
大丸ギャラリー
アートスペース201では、北海学園大2部写真展(~18日)。
ツイッターでもつぶやいたが、この何年か、ぜんぜん変わっていない藤女子大をのぞけば低迷が続いている札幌圏の大学の写真展で、久しぶりに、おもしろかった!といえる写真展だった。
美術など他分野に越境した作品が多いのだが、それを別にしても、構図などがうまい。
もうひとついえば、藤女子大もそうなんだけど、札幌の若者の写真には他人が登場しないスナップが多く、若干「コミュ障」気味なところがあるのだが(それ自体悪いことだとは思わない)、北海学園大2部の写真には、かなり自然な形で友人が写っているものが多かったのも興味深かった。
ivoryでは、加藤崇史個展「蠍座流星群」(16日で終了)。
100号クラスの大作が並ぶ、気持ちの入った初個展。
左の画像は、長さが7.3メートルもあるという。
星々を思わせる色とりどりの点の飛沫が前面にちらばる中、白い線が物語を語るように半ば抽象、半ば人物や植物を描いた具象のように、左右に展開している。
加藤さんは、音楽ユニット「木箱」のアートワークを担当している方で、たまたま会場で会った画家のSさんも、木箱のコンサートに来ている人だった。
さいとうギャラリーでは、大地康雄の油絵展(16日で終了)。
大地さんは独立美術と全道展のベテラン会員。
70代半ばとは思えぬ元気さだが、以前は非常に修飾的だった画面は、人物の姿がなくなって、かなり簡素になっていた。
4カ所目は丸井今井一条館8階の美術工芸ギャラリーで「第2回北のアーティスト ロトンヌ展」(~17日)。
出品作家のうち、渡会純价さん、波田浩司さん、會田千夏さんにお会いする。
全道展の実力派が集まった絵画・版画展。
大同ギャラリーで戸山麻子展、木滑(きなめり)邦夫展(~17日)。
戸山さんは木版とコラグラフの併用。時にクリア、時にパステル調の楽しい色使いの作品が多い。
ほかに、板を彫り付けた作品もあった。
北1西4まで戻って、ジェイアール北海道バスで、道立近代美術館へ。
北海道書道連盟 創立60周年記念展を見た(~23日)。
会場でチラシをもらって気がついたのだが、会期中は毎日、道内書壇を代表する書家によって講座や揮毫などの催しが行われているようだ(ネットでは日程が見つからないのも、高齢化が進む書の世界らしい)。
流派を超えて道内の有力書家300人が結集しているので、見ごたえがあるのは当然なのだが、50周年のときのようにはワクワクしなかった。なぜかはわからない。
単に個人的な体調かなにかのせいかもしれない。
なお、有料だが、市内のおもなギャラリーにある案内状を持参すれば無料になる。
会場を出たところで、油展(ゆてん)に行くのを忘れていたことに気づく。
札幌校に美術コースがあったころから毎年開かれている道教大油彩コースの展覧会である。
ダメ元で、地下鉄東西線に一駅だけ乗って(西18丁目→西11丁目)、コンチネンタルギャラリーへ。
あいていた。
最終日は終了時間が繰り上がる展覧会が多いが、油展は最終日でも午後6時まで開催していたのだ。
さまざまなタイプのユニークな作品がいくつかあり、見て良かった。
もう一度東西線に乗って、円山公園へ。
ギャラリーRetaraで、平澤重信・高橋靖子 2人展(17日で終了)。
高橋さんは江別在住で、札幌でも何度も発表を重ねているので、おなじみ。
今回は、絵画はなく、手芸作品だけを出している。小さいながら、一針一針に彼女の息遣いが込められているようで、思わず顔を近づけて、見る。
平澤さんは東京・府中在住で、高橋さんとともに自由美術展で活動。やや汚い感じに塗られた抽象画と思いきや、ところどころに家や自転車が描かれ、明るい色の飛沫が散って、古い未整理のユメをそのまま描いたような不思議な世界であった。
ところで、SHさんのブログ「散歩日記X」を読んでいたら、ギャラリー回り1日24カ所などと書いており、どうやったらそんなに歩き回れるのか、もはや若くない筆者には想像もできないのであった(しかし、年齢はそんなに変わらないはずなのだが…)。
お昼近くになってからあわてて外出。
13、14、16日と、1dayカードを使いまくっている。
この日は
アートスペース201 →
HOKUSEN GALLERY ivory →
さいとうギャラリー →
丸井今井美術工芸ギャラリー →
NHKギャラリー →
グランビスタギャラリー →
大同ギャラリー →
道立近代美術館 →
コンチネンタルギャラリー →
ギャラリーRetara →
大丸ギャラリー
アートスペース201では、北海学園大2部写真展(~18日)。
ツイッターでもつぶやいたが、この何年か、ぜんぜん変わっていない藤女子大をのぞけば低迷が続いている札幌圏の大学の写真展で、久しぶりに、おもしろかった!といえる写真展だった。
美術など他分野に越境した作品が多いのだが、それを別にしても、構図などがうまい。
もうひとついえば、藤女子大もそうなんだけど、札幌の若者の写真には他人が登場しないスナップが多く、若干「コミュ障」気味なところがあるのだが(それ自体悪いことだとは思わない)、北海学園大2部の写真には、かなり自然な形で友人が写っているものが多かったのも興味深かった。
ivoryでは、加藤崇史個展「蠍座流星群」(16日で終了)。
100号クラスの大作が並ぶ、気持ちの入った初個展。
左の画像は、長さが7.3メートルもあるという。
星々を思わせる色とりどりの点の飛沫が前面にちらばる中、白い線が物語を語るように半ば抽象、半ば人物や植物を描いた具象のように、左右に展開している。
加藤さんは、音楽ユニット「木箱」のアートワークを担当している方で、たまたま会場で会った画家のSさんも、木箱のコンサートに来ている人だった。
さいとうギャラリーでは、大地康雄の油絵展(16日で終了)。
大地さんは独立美術と全道展のベテラン会員。
70代半ばとは思えぬ元気さだが、以前は非常に修飾的だった画面は、人物の姿がなくなって、かなり簡素になっていた。
4カ所目は丸井今井一条館8階の美術工芸ギャラリーで「第2回北のアーティスト ロトンヌ展」(~17日)。
出品作家のうち、渡会純价さん、波田浩司さん、會田千夏さんにお会いする。
全道展の実力派が集まった絵画・版画展。
大同ギャラリーで戸山麻子展、木滑(きなめり)邦夫展(~17日)。
戸山さんは木版とコラグラフの併用。時にクリア、時にパステル調の楽しい色使いの作品が多い。
ほかに、板を彫り付けた作品もあった。
北1西4まで戻って、ジェイアール北海道バスで、道立近代美術館へ。
北海道書道連盟 創立60周年記念展を見た(~23日)。
会場でチラシをもらって気がついたのだが、会期中は毎日、道内書壇を代表する書家によって講座や揮毫などの催しが行われているようだ(ネットでは日程が見つからないのも、高齢化が進む書の世界らしい)。
流派を超えて道内の有力書家300人が結集しているので、見ごたえがあるのは当然なのだが、50周年のときのようにはワクワクしなかった。なぜかはわからない。
単に個人的な体調かなにかのせいかもしれない。
なお、有料だが、市内のおもなギャラリーにある案内状を持参すれば無料になる。
会場を出たところで、油展(ゆてん)に行くのを忘れていたことに気づく。
札幌校に美術コースがあったころから毎年開かれている道教大油彩コースの展覧会である。
ダメ元で、地下鉄東西線に一駅だけ乗って(西18丁目→西11丁目)、コンチネンタルギャラリーへ。
あいていた。
最終日は終了時間が繰り上がる展覧会が多いが、油展は最終日でも午後6時まで開催していたのだ。
さまざまなタイプのユニークな作品がいくつかあり、見て良かった。
もう一度東西線に乗って、円山公園へ。
ギャラリーRetaraで、平澤重信・高橋靖子 2人展(17日で終了)。
高橋さんは江別在住で、札幌でも何度も発表を重ねているので、おなじみ。
今回は、絵画はなく、手芸作品だけを出している。小さいながら、一針一針に彼女の息遣いが込められているようで、思わず顔を近づけて、見る。
平澤さんは東京・府中在住で、高橋さんとともに自由美術展で活動。やや汚い感じに塗られた抽象画と思いきや、ところどころに家や自転車が描かれ、明るい色の飛沫が散って、古い未整理のユメをそのまま描いたような不思議な世界であった。
ところで、SHさんのブログ「散歩日記X」を読んでいたら、ギャラリー回り1日24カ所などと書いており、どうやったらそんなに歩き回れるのか、もはや若くない筆者には想像もできないのであった(しかし、年齢はそんなに変わらないはずなのだが…)。