平岸の病院へ毎日仕事帰りに見舞いに行く。
5日は平岸の後で、すすきのに戻る。
狸小路でラーメンを食べ、シアターキノで「さよなら人類」を見る。奇妙な映画だった。
6日は朝、赤れんが美術館へ行き、椎名澄子さん(旭川)と藤田尚宏さん(札幌)の彫刻を見る。
7日も仕事。
出勤前に資料館に寄る。
「宮の森土曜写真教室写真展」。全員が4枚1組の組写真を出品している。
講師の斉藤雅克さんの「九月の雨」が、紅葉の初めのころを写して美しい。題名が太田裕美なのは偶然かな。
生徒さんでは、北村悦子さんの「いにしえ」がよかった。小樽風景なんだけど、いかにも小樽という絵葉書的な写真になってない。青いトタン屋根が印象的。
「第40回記念二科会写真部北海道支部公募展」も開かれていた。
支部対象の大櫛久栄さん(上川管内東川町)「珍客」は、黄色い花畑(菜の花ではなくキカラシだと思う)の中を2頭のシカが跳ねている光景をとらえた。北海道ではいまや鹿は珍しくないが、これは見事な一瞬。
いずれも8日で終了だが、二科のほうは、旭川の次の開催地が札幌で、今後、根室管内標津町、同中標津町、釧路管内浜中町、同釧路町、釧路市阿寒町、同標茶町、根室市、根室管内別海町、釧路市、根室管内羅臼町、留萌管内小平町、同苫前町、同遠別町、同羽幌町、函館市を巡回するというからすごいものだ。
この日の夕方、暇があれば、Kitakara galleryとcojicaに行こうなどとたくらんでいたが、歴史小説の宇江佐真理さんの訃報が入り、けっきょく11時近くまで会社にいた。