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Channel: 北海道美術ネット別館
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2015年11月8日は8カ所。バスの旅は楽しい

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 休刊日のため休み(9日の朝刊が出ない)。

 朝方ブログを書いた(宇江佐真理さんに「夷酋列像」という小説がある)が、再び眠ってしまい、昼からギャラリー回りに出発。

 まず、札幌芸術の森美術館へ行き、この日最終日の「スイスデザイン展」と「ヨーロッパ風景画展~日本人画家たちのまなざし~」を見る。

 工芸館にも行って、「大切にしたい日本の手しごと展 伝産協会と青山スクエア」も見る。各地の伝統工芸を紹介したもので、いささか総花的だったが、探していた小鹿田焼の茶碗が見つかって購入できたので、良しとしよう。

 「芸術の森入り口」バス停附近の道路工事。これはいったい、何を直しているのだろう。

 バスが来たら、いつもの「真駒内駅行き」ではなく「106 札幌ターミナル行き」だった。
 厚別あしりべつの滝から中心部まで直通の便だが、「101」と合わせて1日4往復しか走っていないらしい。
 芸術の森には何度も来ているが、この系統に乗るのは初めてである。
 全線乗ると1時間くらいかかるそうだ。
 もちろん、真駒内駅でおりず、都心部まで乗ることにする。

 この系統でいちばん楽しいのは、たぶん、豊平川通を通ることだと思う。

 豊平川通は、1972年の冬季オリンピック当時、真駒内の選手村と札幌市中心部を結ぶために、川の堤防の上にむりやり造ったもので、信号も少なく、札幌市民からは「高速道に準ずるバイパス」だと思われている。
 そこを
「南35条西9丁目」
「南22条橋」
「幌平橋」
「南11条西1丁目」
の4カ所しかとまらずに走っていくのだから、ふつうの路線バスとはかなり違った感覚が味わえて、楽しかった。

 ただ、芸術の森入口から南3条まで450円もかかる。
 真駒内駅で地下鉄南北線に乗り継ぐのと、あまり変わらない。

 
 この後、さいとうギャラリーと大丸藤井スカイホール、道新ぎゃらりー(佐藤潤子展)を見て、音楽処で「Beatles 1」を大人買いした。

 地下鉄南北線で北12条へ。
 つたの絡まる駅前の家屋はすっかり跡形もなく消えていた。

 ギャラリーエッセと石の蔵ぎゃらりぃへ。
 クリスノゾミさんは、銀が高いので、最近はもっぱら真鍮でアクセサリーを作っていると話していた。

 地下鉄を乗り継いで、南郷7丁目で降車。
 本郷通商店街の「DONS」で開かれていた「さっぽろペンギンコロニー」の、終了寸前に入る。

 作家3人による、陶器、ポストカード、バッグなど、ペンギンづくしの展覧会だった。
 聞くと、本州ではペンギンをテーマにした大規模なイベントがあるらしく、大阪でのそれは作家85人に多くのお客さんが押し寄せるらしい。
 札幌にもペンギンブームが来るのかな?

 本郷から、月寒中央駅まで歩くことにした。
 しかし、さすがに疲れ、月寒東3の8から「月62」に乗った。
 月寒中央駅から別のバスに乗って帰宅した。

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