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「土曜午後2時」問題に、激おこぷんぷん丸

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(写真と記事は直接関係ありません)

 北海道新聞2015年4月27日、朝刊文化面に筆者が書いたコラムをここに転載します。

 新年度になり、道内の美術館や文学館などで、新しい展覧会が次々と始まっている。各館とも、展示内容はもちろん、講演会やギャラリートークといった催しにも力を入れている。この手の催しは、展覧会入場券だけで参加できる場合が多く、さまざまな知識を得るには良い機会だ。

 ところが、困ったことがある。ほとんどの催しの開始時刻が土曜の午後1時半か2時と、判で押したように決まっているのだ。

 昨年は、札幌市内の3美術館が一斉に午後2時から講演会や出品者のトークを始めた土曜日もあった。一つの催しに参加すると、他を断念せざるを得ない。まるで、ビデオが普及する以前の時代、見たいテレビ番組の時間帯が重なってしまったのと同じような悔しさを覚える。

 一方、美術館の側からすると、来場が見込めるはずの美術ファンの一部分しか集客できない計算になる。館どうしで連絡を取り合い、時間を調整することはできないものだろうか。

 札幌芸術の森美術館で開催中の「浮世絵師 歌川国芳展」の講演会は、5月30日午前11時からだ。これだと午後は別の催しに、はしごできそうだ。「午後2時開始」以外の催しがもっと増えてほしい。(梁井朗)

 記事の著作権は筆者ではなく北海道新聞社にあるのですが、署名記事ということで、大目に見てください。

 ほんとのことを言えば、このコラム全文の引用で、筆者の主張したいことは尽きています。

 ただ、これで終わりにするのでは味気ないので、ちょっと付け加えます。

 というかですね、100万部近い媒体に書いて、こんなにも影響力がないのかよ、というか、ぜんぜん事態が変わってねーじゃねーかと、筆者は怒ってるんですよ。

 きのう2月16日も、民間・公立美術館あわせて四つのトークが、午後2時ないし3時スタートですからね。
 おまえら、横の調整する気、ゼロだろーと言いたくなります。

 そりゃ、講師の都合とかもありますから、そんなに簡単にはいかないことは承知しています。
 でも、なんかひとつぐらい17日(日曜)午前にやるとか、気を利かせてほしいです。

 関係者の皆さん、よろしくお願いします。

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