2019年5月20～25日

(承前)

　20日(月)

　朝、道新を見たら、辻井京雲さんの訃報が載っていて、驚く。

　カフェエスキスに寄る。
　道新ぎゃらりー、道新DO-BOXの両会場で開催の写真道展(～22日)を見た。


　21日(火)

　大丸画廊で「野原邦彦 空想スイマー」。
　恵庭出身で、道内の個展は初という。
　雲の中にふわふわ仰向けに浮かんでいる人物を、木の塊といった感じで、木彫で制作している。
　FRPで作ったものもあり「ブロンズに似せたのはあるけれど、木彫に似せるのは珍しいですね」とつい口走り、画商さんに詳しい人だと思われてしまう。今後は黙ろうと思う。

　富士フイルムフォトサロンで、小林利男写真展「神々のあそぶ庭」(～22日)。
　8×10フィルムカメラで大雪山系などを撮っている。
　リバーサルフィルムの迫力を久しぶりに実感。


　22日(水)

　道立文学館でよみがえれ！ とこしえの加清純子 ー『阿寒に果つ』ヒロインの未完の青春ー。2度目。
　谷口副館長が来館者に説明をしていたので、横で聞いていた。


　23日(木)

　三越の催事場で、東日本伝統工芸展を見る。
　9階画廊の小品展にも行ったら、陶芸の中村裕さんと尾形香三夫さんが店番していた。

　SCARTSスタジオで「砂澤ビッキウイーク」。
　写真のほか、おといねっぷタワーの記録映像を見る。
　今は撤去されているタワーだが、当時は、筬島おさしまから音威子府駅前まで、台車に載せて大勢でぞろぞろ引っ張ってきたと知って、驚いてしまった。
　小さい村なのに、何百人も集まり、音威子府から筬島までの列車は宗谷線始まって以来の大混雑だったらしい。　


　24日(金)
　
　ギャラリーレタラで田名網さんの版画展。1986年頃、映画誌イメージフォーラムの表紙を飾っていたもの。　当時は毎月読んでいたので懐かしい。
　カフェエスキスに寄ったら、作者の喜井さんと会う。

　以上、今月の累計は52カ所。