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Channel: 北海道美術ネット別館
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2019年6月1日は3カ所。札幌→旭川→名寄→美深→名寄→札幌

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(追記。画像は、美深の恩根内駅のそばにいたキタキツネ)

 6月1日、上川管内美深町に日帰りで往復してきた。

 同町恩根内で、大友真志さんと佐藤拓実さんが2人展「天塩川」を同日から開くのに伴い、白濱雅也さんを交えた鼎談ていだんがあるというので、行くことにしたのだ。

 佐藤さんがツイートしている言葉の裏に
「こんな遠くまでは来られないだろう」
という思いを勝手に感じ、これは挑戦状かもしれないと勝手に思ったのだ。
(ほんとに勝手ですが)

 調べてみると、日程的に日帰りは可能である。

 結果的に、次のような旅程になった。

札幌 6:53発 特急オホーツク(網走行き)で旭川へ
   ↓
旭川 9時発 道北バス「1」系統(急行名寄行き)で名寄へ。名寄で昼食
   ↓
名寄 12時半発 名士バス恩根内行きで美深町恩根内へ。札幌から都市間高速バスなよろ号で来ていたNさん、写真のOさん、アートのOさんと会う
   ↓
アートヴィレッジ恩根内で鼎談。たまたまあった同町の画家Nさんの車で美深に戻り(町内を何カ所か案内してもらい)、Nさん宅でお話
   ↓
美深 18時15分発 名士バス名寄行きで名寄へ。名寄で夕食
   ↓
名寄 20時半発 特急宗谷で札幌へ。23時着

 筆者は昔から平気でこのような移動をやるので、別になんとも思っていなかったのだが、やはり寄る年波には勝てず、翌日ひどい疲れに襲われた。
 当日は若いときと同じようにやたらと歩き回るのだが、疲労からの恢復は、若いころのようにはいかないのだ。

 けっきょく6月2日はどこにも行けず、自宅で寝ていた。


 大友さん(写真)と佐藤さん(ドローイング)の展示は7月29日まで開催している。
 ただ、見ていたときはおもしろがって見ていたのだが、帰宅して振り返ってみると

「これ、たとえば大町桂月が大雪山系に滞在して水墨画を描いたとか、道展会員とスケッチ旅行に行くのとか、どこが違うんだろう」

という疑問がわきあがってきて、うまい総括がすぐにはできそうにない。

 たぶん「風景と向き合う」姿勢が、先に挙げた例とは異なるのだと思うが、ちょっとじっくり考えてみなくてはならないだろう。

 このシリーズは書き終わるまでにしばらくかかりそうなので、それまでになんとか形にしたいと思っている。

(この項続く) 

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