2019年7月以降、残念ながら無理なこと

　来月からどんな日々が待っているのか自分でもはっきりとはわからないのに、他人が、新聞社の支局の仕事ぶりについて知らないのは、無理からぬことです。
　ただ、寄せられる言葉のうちで「う～ん、たぶんそれは難しいんじゃないかな」という誤解については述べておこうと思います。　責めるとか、釘をさすとか、そういうつもりはないので、念のため。
　一つめ。
　「地元のグルメ情報やお得な情報をお願いします」
　旅行で行くのではなく、仕事で赴任するので、あまり期待しないでください。

　二つめ。
　「道東のアートの情報をお待ちしています」
　筆者が担当するのは、遠軽、湧別、佐呂間の3町の中で起きる事件事故、話題、ニュースなので、道東全般の情報発信を求められても困ります。
　北見勤務の頃はオホーツク全体の話題について知る立場にありましたが、今度は、網走や紋別、美幌、知床は管轄外です。札幌でそれらの地域のニュースを見るのと、なんら変わらないです。(宣伝になりますが、北海道新聞の朝夕刊セット講読者は、インターネットで全地域面が読めます)。　ましてや釧路や帯広は全くの担当外です。
　また、網走や北見には美術館があり、北見などには知りあいの美術家もいますが、遠軽など3町には美術館もギャラリーもなく、知っている美術家もいません。　アートに関する情報自体がほとんどないと思われます。
　道内では、旭川や帯広といった地方都市はもちろん、たとえば、釧路管内弟子屈町や上川管内美深町、十勝管内鹿追町などにもアートに関する話題がある市町村はいくつもあります。 　しかし遠軽などは、思い当たるものがありません。これからも無いとは断言はできませんが…。
　「休日に道東の美術館に行くのでは」と思っている人もいるかもしれません。　遠軽から帯広は約170キロ、釧路は190キロほどです。　高速道路が札幌・旭川方向にしかなく、車でもかなりの時間がかかる上、公共交通機関を利用した場合は日帰りが可能かどうかすらギリギリです。　むしろ札幌から行く方が便利ですよ。　そもそも、そんなに仕事を休めるかどうかも分からないし…。(軽々しく、道東なら近いでしょとか、言わないでほしいのが本音。「同じ道央でしょ」とか言って札幌の人に日高管内えりも町や後志管内黒松内町の話題を期待しますか？)

　これからもブログは続けていきますが、書き残した展覧会の紹介や、道内各地の野外彫刻、これからの展覧会や催物の予告が中心になると思います。
　よろしくご理解のほど、お願いいたします。