6月30日に、レンタカーでマツダ・ロードスターというオープンカーを借りて、ウトロ、清里などをドライブした。
途中で野外彫刻も見たこともあり、記事の本数はかなり多くなりそうだが、しばらくおつきあいください。
まず、旅程より先に、ロードスターのことを書く。
オープンカーに乗るのは、大げさに言えば、若い時分からの夢だったのだ。
自宅にマイカーがあれば、わざわざレンタカーを利用しないのが普通だろう。
たまたま今春から、家族が札幌に住んでいて、車もそちらに行っているため、筆者はもっぱら公共交通機関に乗っている。
インターネットで検索したところ、女満別空港前のレンタカー店がロードスターを取り扱っていることを知って、さっそく予約した。
オープンカーというのは、普通の家族持ちが日常的に利用するにはあまり便利でないことは、言うまでもない。
高名な自動車評論家、徳大寺有恒氏は、ロードスター(当時はユーノス・ロードスター)について「ベンツから乗り換えてもまったく違和感のない国産車」と評したが、ツーシータ―(2人乗り)で、FR(後輪駆動)というのは、道内の冬道では実用的ではない。
もちろん、オープンカーにも、ゴルフ・カブリオレなど坐席が四つある車種もあるのだが、まあ、オープンカーが、たまにレンタカーで借りて乗るくらいがちょうど良いのではと思う。
ただ、高い。半日乗って、2万円余りした。
その上、筆者は、わざわざバス2本を乗り継いで片道1100円の交通費をかけて行ったのだから、アホみたいである。
しかし、結論から言えば、オープンカー体験はすばらしかった。
こんなに楽しいものが、この世にあるのか !と言いたくなるほどだ。
ちょっと視線を動かすだけで、青い空と、木々が視野に飛び込んでくる。この開放感は大変なものだ。
いちばん懸念していた風の巻き込みは、ほとんど無かった。
普通の乗用車の窓を開けて走っている方が、よっぽど風が運転席に入り、助手席に置いてある本などが飛びそうになる。
ロードスターでは、助手席に置いていた地図が、風でめくれることは全然なかった。
唯一惜しかったのは、オートマチックだったこと。やはりドライブはマニュアルのほうが楽しい。エンジンの出力に余裕があるためか、追い越しをかける際も、それほどアクセルを踏み込まなくてもスーッと加速される。性能が良すぎるような気がしたほどだ。
また、意外だったのが、燃費が良いこと。リッター15キロぐらいはいったのではないかと思う。
というわけで、ピーカンの青空の下、女満別空港→大空町東藻琴→小清水→斜里→ウトロ→清里町「さくらの滝」→「神の子池」→裏摩周展望台→女満別空港−と走った際の記録を、次項から書いていくことにする。
途中で野外彫刻も見たこともあり、記事の本数はかなり多くなりそうだが、しばらくおつきあいください。
まず、旅程より先に、ロードスターのことを書く。
オープンカーに乗るのは、大げさに言えば、若い時分からの夢だったのだ。
自宅にマイカーがあれば、わざわざレンタカーを利用しないのが普通だろう。
たまたま今春から、家族が札幌に住んでいて、車もそちらに行っているため、筆者はもっぱら公共交通機関に乗っている。
インターネットで検索したところ、女満別空港前のレンタカー店がロードスターを取り扱っていることを知って、さっそく予約した。
オープンカーというのは、普通の家族持ちが日常的に利用するにはあまり便利でないことは、言うまでもない。
高名な自動車評論家、徳大寺有恒氏は、ロードスター(当時はユーノス・ロードスター)について「ベンツから乗り換えてもまったく違和感のない国産車」と評したが、ツーシータ―(2人乗り)で、FR(後輪駆動)というのは、道内の冬道では実用的ではない。
もちろん、オープンカーにも、ゴルフ・カブリオレなど坐席が四つある車種もあるのだが、まあ、オープンカーが、たまにレンタカーで借りて乗るくらいがちょうど良いのではと思う。
ただ、高い。半日乗って、2万円余りした。
その上、筆者は、わざわざバス2本を乗り継いで片道1100円の交通費をかけて行ったのだから、アホみたいである。
しかし、結論から言えば、オープンカー体験はすばらしかった。
こんなに楽しいものが、この世にあるのか !と言いたくなるほどだ。
ちょっと視線を動かすだけで、青い空と、木々が視野に飛び込んでくる。この開放感は大変なものだ。
いちばん懸念していた風の巻き込みは、ほとんど無かった。
普通の乗用車の窓を開けて走っている方が、よっぽど風が運転席に入り、助手席に置いてある本などが飛びそうになる。
ロードスターでは、助手席に置いていた地図が、風でめくれることは全然なかった。
唯一惜しかったのは、オートマチックだったこと。やはりドライブはマニュアルのほうが楽しい。エンジンの出力に余裕があるためか、追い越しをかける際も、それほどアクセルを踏み込まなくてもスーッと加速される。性能が良すぎるような気がしたほどだ。
また、意外だったのが、燃費が良いこと。リッター15キロぐらいはいったのではないかと思う。
というわけで、ピーカンの青空の下、女満別空港→大空町東藻琴→小清水→斜里→ウトロ→清里町「さくらの滝」→「神の子池」→裏摩周展望台→女満別空港−と走った際の記録を、次項から書いていくことにする。