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【告知】自由美術北海道グループ展36th (2013年7月22日〜27日、札幌)

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 自由美術協会は1937年(昭和12年)、「自由美術家協会」として、長谷川三郎らを中心に発足した団体公募展で、戦前・戦後の前衛美術を引っ張ってきた。戦後、「新人画会」の若い画家が大挙して参加する一方、モダンアート、主体美術が相次いで分裂している。いずれにせよ、毎年秋の自由美術展が、その年の日本の美術界の大きなイベントのひとつであった時代があったといっても言い過ぎではないだろう。

 北海道の出品者は、毎年この時期にグループ展を開催している。
 長きにわたって展覧会を毎年開いているのは、有力団体公募展の中では、自由美術と春陽、二科だけである(独立、主体、国展は数年おき)。
 ただし、絵画部だけであり、彫刻部はほとんど出品していない。

 自由美術は、具象、抽象など、画風は多様。社会批判・諷刺の絵が他の団体公募展にくらべると多い。
 会員と一般の二つしか区別がなく、会場ではその旨も表示されない。

 今年の道内展の出品者は次のとおり。

大崎和男、河合キヨ子、北島裕子、工藤牧子、黒田孝、さとうえみこ、佐藤泰子、澤田弘子、杉吉篤、高橋靖子、永井瑛子、中條倫子、永野曜一、能登智子、牧輝子、森山誠、山本昇

 十勝管内新得町のベテラン大崎さんの復活はうれしい。
 一方、昨年の出品者のうち、岡野修己さん、深谷栄樹さんの名がない。
 能登さんは、北海道抽象派作家協会展や、ギャラリーたぴおのグループ展などに出しておられる方。自由美術は初めてかもしれない。 


2013年7月22日(月)〜27日(土)午前10時〜午後6時(最終日〜5時)
札幌時計台ギャラリー(中央区北1西3)

□公式サイト http://jiyubijutsu.org/

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