きのう2019年2月19日の毎日新聞を見ていて気がつきました。
書家の村上碧舟むらかみへきしゅうさん(本名村上武嘉=むらかみ・たけよし)さんが18日、心不全のため亡くなりました。90歳でした。
筆者の記憶している範囲では、力強い篆書を得意とする方でした。
篆書でも、古拙の淡々とした筆つかいの書家や、良寛ばりのやわらかさが身上の方もいますが、村上さんは大きな運筆で堂々と漢字を書いておられたと思います。
村上さんは毎日書道展参与会員。
北海道書道展では1981年、第22回展で特選に選ばれ、翌82年に新会友に推挙。
92年の第33回展で大賞に輝き会員に推挙されました。
毎日新聞によると、書道研究「臨川書道会」主宰、国際書道協会副会長、国際現代書道展審査会員とありますから、小原道城さんと近い方でしょうか。
実はことしの3月28日から札幌市民ギャラリーで、臨川書道会35周年とご自身の卒寿を記念した書展が開催される予定になっています。
この書展を目にすることなく世を去ったのは、惜しまれます。
2015年に同ギャラリーで米寿個展を開いています。
そのときの創作作品には筆者も感服しました。もう一度、引用します。
先人に学び
朋に学び
師に習う
亦説またよろこばしからずや
墨に酔い
書に酔い
酒に酔う
こんな人生に
ありがとう
ご冥福をお祈りいたします。
アップが遅くなったことをおわびします。
■村上碧舟米寿祝賀個展 (2015、画像なし)
■第55回毎日書道展北海道展 (2003、画像なし)
書家の村上碧舟むらかみへきしゅうさん(本名村上武嘉=むらかみ・たけよし)さんが18日、心不全のため亡くなりました。90歳でした。
筆者の記憶している範囲では、力強い篆書を得意とする方でした。
篆書でも、古拙の淡々とした筆つかいの書家や、良寛ばりのやわらかさが身上の方もいますが、村上さんは大きな運筆で堂々と漢字を書いておられたと思います。
村上さんは毎日書道展参与会員。
北海道書道展では1981年、第22回展で特選に選ばれ、翌82年に新会友に推挙。
92年の第33回展で大賞に輝き会員に推挙されました。
毎日新聞によると、書道研究「臨川書道会」主宰、国際書道協会副会長、国際現代書道展審査会員とありますから、小原道城さんと近い方でしょうか。
実はことしの3月28日から札幌市民ギャラリーで、臨川書道会35周年とご自身の卒寿を記念した書展が開催される予定になっています。
この書展を目にすることなく世を去ったのは、惜しまれます。
2015年に同ギャラリーで米寿個展を開いています。
そのときの創作作品には筆者も感服しました。もう一度、引用します。
先人に学び
朋に学び
師に習う
亦説またよろこばしからずや
墨に酔い
書に酔い
酒に酔う
こんな人生に
ありがとう
ご冥福をお祈りいたします。
アップが遅くなったことをおわびします。
■村上碧舟米寿祝賀個展 (2015、画像なし)
■第55回毎日書道展北海道展 (2003、画像なし)