(承前)
「オホーツクところどころ}というのは、2011~12年にオホーツク管内を車で回ったときの記事の総称。
6年半ぶりに通し番号を振るのもどうかなあと思ったが、つけてみた。
ちなみに、管内を鉄道やバスで回ったときのシリーズは「オホーツク小さな旅」という名をつけており、こちらは89回まで達している。
せっかく北見にいるので、周辺をドライブしてみた。
オホーツク地方はかなり良い天気である。
南大通りの突き当たりから道道北見端野美幌線に入り、1カ所目は美幌博物館へ。
ここで「絵を描く心~岸本裕躬作品より」という無料の展覧会が10月20日まで開かれている(ただし、7月23日から作品一部入れ替え)。
展示数は15点と、さほど多くないが、なんとか絵を鑑賞してほしいーという学芸員の工夫が凝らされていて、見応えのある展示だった。
岸本裕躬ひろ み さん(1937~2011)は札幌で活動した行動美術の会員の画家だが、野付牛村(現北見市)で生まれ、幼少期は美幌で過ごした。
せっかくなので有料(300円)の常設展示室も見た。
ここにも岸本さんのほか、美幌在住の横森政明や、田辺三重松、鹿子木孟郎、林正、長谷川昇などいろいろな人の絵や彫刻がある。
博物館を出て左に折れ、国道39号とJR石北線を渡って、道道248号嘉多山美幌線を走る。
畑作地帯の中をまっすぐに走る道路で、交通量はほとんどなく、快適この上ない。
農家は玉ねぎの播種を終えたところのよう。秋まき小麦の緑がまばゆい。
サラカオーマキキン川に沿って走る。見慣れない大きな鳥がたたずんでいる。
まもなく網走湖だ。
昔は網走湖は、ゴールデンウイーク中はまだ結氷していたはずだが、今年はすっかり氷は解けて、漁船が操業している。
交叉点を右折し、道道104号網走端野線に入る。
北見の地元民は網走に行くとき、ほとんどこの道路を走ると思う。国道39号を行く人は少ない。
網走市内に入り、エコーセンター駐車場に車をとめた。
すぐに、中央橋たもとの野外彫刻を見に行くつもりだったが、その前に、センター内の図書館をのぞいて見ることにした。
そうしたら、思わぬ発見があったのだ。
(この項続く)
「オホーツクところどころ}というのは、2011~12年にオホーツク管内を車で回ったときの記事の総称。
6年半ぶりに通し番号を振るのもどうかなあと思ったが、つけてみた。
ちなみに、管内を鉄道やバスで回ったときのシリーズは「オホーツク小さな旅」という名をつけており、こちらは89回まで達している。
せっかく北見にいるので、周辺をドライブしてみた。
オホーツク地方はかなり良い天気である。
南大通りの突き当たりから道道北見端野美幌線に入り、1カ所目は美幌博物館へ。
ここで「絵を描く心~岸本裕躬作品より」という無料の展覧会が10月20日まで開かれている(ただし、7月23日から作品一部入れ替え)。
展示数は15点と、さほど多くないが、なんとか絵を鑑賞してほしいーという学芸員の工夫が凝らされていて、見応えのある展示だった。
岸本裕躬ひろ み さん(1937~2011)は札幌で活動した行動美術の会員の画家だが、野付牛村(現北見市)で生まれ、幼少期は美幌で過ごした。
せっかくなので有料(300円)の常設展示室も見た。
ここにも岸本さんのほか、美幌在住の横森政明や、田辺三重松、鹿子木孟郎、林正、長谷川昇などいろいろな人の絵や彫刻がある。
博物館を出て左に折れ、国道39号とJR石北線を渡って、道道248号嘉多山美幌線を走る。
畑作地帯の中をまっすぐに走る道路で、交通量はほとんどなく、快適この上ない。
農家は玉ねぎの播種を終えたところのよう。秋まき小麦の緑がまばゆい。
サラカオーマキキン川に沿って走る。見慣れない大きな鳥がたたずんでいる。
まもなく網走湖だ。
昔は網走湖は、ゴールデンウイーク中はまだ結氷していたはずだが、今年はすっかり氷は解けて、漁船が操業している。
交叉点を右折し、道道104号網走端野線に入る。
北見の地元民は網走に行くとき、ほとんどこの道路を走ると思う。国道39号を行く人は少ない。
網走市内に入り、エコーセンター駐車場に車をとめた。
すぐに、中央橋たもとの野外彫刻を見に行くつもりだったが、その前に、センター内の図書館をのぞいて見ることにした。
そうしたら、思わぬ発見があったのだ。
(この項続く)