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Channel: 北海道美術ネット別館
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2019年4月30日続き。大泉洋さんファン必見のスポットも登場のオホーツクところどころ(25)

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(承前)

 エコーセンターの中にある市立図書館の、せまい螺旋らせん階段をのぼっていくと2階が郷土資料コーナーになっている。
 その中に、地元紙の網走新聞が2000年に断続的に掲載していた「まちの彫刻」という連載のスクラップのコピーをとじたものがあったのだ。
 これはなかなか参考になったので、別項で後ほど紹介したい。

 センターの向かいにある地元の(といっても今はラルズ傘下)スーパーマーケット「BASIC」で菓子パンを買って昼食とする。
 中央橋たもとの野外彫刻も、あらためて見てみた。


 網走市立美術館は休みだったので、道立北方民族博物館に行き、ロビーの渦巻き文様展をのぞく。

 天都山をおりて、国道238号を通って、常呂へ。
 ここは平成の大合併で北見市になったが、北見の中心からは車で40分ほどかかる。ホタテ漁業が盛んな町で、最近はカーリング選手を輩出したことで有名になった。

 ここの多目的研修センターに、砂澤ビッキの大型の彫刻があると聞いて、出かけたのだが…。


 残念!

 お休みでした。

 センターの周囲には、手形をかたどった素焼きの陶板を貼り付けた塔のようなものがいくつも立ち並んでいる(冒頭画像)。こんなモニュメントがあるとは知らなかった。
※上の段落の一部を、事実関係に自信がなくなってきたため削除しました。


 町民はもちろん、オホーツク100キロマラソンの完走者や、来訪者の手形もある。

 いったい何千人分あるのだろうか。

 で、驚いたのはこれですよ。



 2006年の映画「シムソンズ」。
 02年のソルトレークシティ冬季五輪のカーリングチームをモデルにした青春映画である。

 ロケは当然この常呂で行われていたわけだが、その出演者の手形が残されているのだ。

 コーチの役を務めていた大泉洋の手形もある。

 筆者は知らなかったのだが、ここって、大泉洋ファンにはどれぐらい知られているんだろうか。

 

 訓子府に近年建った野外彫刻や、遠軽町白滝の国松明日香作品など、ほかにも見たいものはあったが、北見に戻る。




映画『シムソンズ』予告編

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