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2019年5月6~10日

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(承前)

 6日はゴールデンウイーク最終日。

 風邪をひいてしまい、外出を断念。
 そのため、北都館ギャラリーの森ヒロコ銅版画展、オマージュや札幌市資料館、SCARTSのイラスト展、つばらつばらなど、さまざまな展覧会に行けずじまい。


 7日(火)

 仕事が始まる。
 さっぽろ東急6階のプレミアムスクエアで山岸靖司「しずかなじかん」。
 山岸せいじから改名して初の個展。百貨店というのも非常に珍しい。
 正方形がメインで、46点。

 紀伊國屋書店札幌本店2階ギャラリーで、北海道を代表するいす作家の高橋三太郎さんの教室展。
 20代から70代まで、みなさん楽しそう。

 道新ぎゃらりーにも寄る。


 8日(水)

 テラス計画で「シラナイアミプ」展。
 北方先住民族の意匠をもとにしたイラストっぽい絵画や、2~3人で同時に着る風変わりな衣裳など。
 この作者はどんな権限があって、アイヌ文様などを加工しているのかが、見ている側にはわからない。和人が勝手にこれらの意匠を用いる権利は無いと、筆者には思われてならない。

 古関彰一『日本国憲法の誕生 増補改訂版』(岩波現代文庫)を読了。
 安直な「押しつけ論」も、幣原喜重郎の「九条発案論」も、膨大な調査によって一蹴し、1945~47年にGHQと日本の中枢で何が起きていたかを跡づけた労作。
 日本人必読とすら言いたくなる、圧倒的な一冊。


 9日(木)

 ギャラリー回りは無し。

 紀伊國屋書店札幌本店で、ロザリンド・クラウス『視覚的無意識』、酒井健『バタイユと芸術』、相原正明『夜鉄』、佐々木敦『アートトートロジー』を買う。


 10日(金)

 富士フイルムフォトサロン→カフェ・ビストロ・オマージュ→道新ぎゃらりー。

 富士の江口愼一写真展は、マクロレンズを使った花の写真などで、とても美しい。15日まで。

 道新の深山秀子展は、水彩画のベテラン。風景と抽象的な模様との組み合わせに、意外にも和風なたたずまいを感じた。14日まで。


 以上、7カ所。
 5月累計は17カ所。

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